モラハラ離婚@私が加害者設定の調停が始まります
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私がモラハラ加害者設定になったカラクリ

私がモラハラ加害者設定での調停が始まります。

 

なぜ私が加害者なのか?いつも私の記事を読んで下さっている方からすれば、不思議な流れに驚かれることでしょう。

我が家で協議離婚を試みた一連の流れも、私が加害者として仕立て上げられた諸悪の根源となります。

 

離婚協議のために準備し、夫と共有してきた資料の全てを自分が攻撃された証拠として、夫は裁判所にも提出する流れとなりました。

私がどれだけコミュニケーションに苦労していたかの記録のつもりなんですが、何故か夫側の証拠に…?

ちょっと意味がわかりませんが、元々まともな人間ではないので仕方ないでしょう。

 

けれど、何だかややこしくなってしまったのは、完全に立つべきステージを見誤った私の失敗としか言いようはありません。

様々な方法を駆使して試してきた離婚協議の全容は、人格の歪みがある夫からすると、自分が虐められていた記憶に改ざんされてしまったのです。

人格の不具合を持つ者との話し合いなど、そもそもが無理であったことをようやく痛感できました。

 

夫婦二人での協議が失敗した後は、弁護士を挟んでの協議から、そして調停へと駒を進めることになりました。

ここでは私の実体験から、皆さんに早い段階から第三者(裁判所や弁護士)を挟むことの重要性を改めて知って欲しいと思います。

人格の歪みを持つ者との離婚には必ず第三者を挟む!これ鉄則です。

でなければ、会話も噛み合わないループで、延々と回り続けなければなりません。

2人で話し合う?これ無理ですね。

前進したいならば私の声に耳を傾けて下さい。

 

そして第三者、例えば弁護士を依頼するにしても、利用の仕方を間違えると大失敗してしまいます。

弁護士は心理カウンセラーではありません。

苦しみに寄り添ってくれないからといって悪い弁護士ではありません。

そこを履き違えている方が多いような気がしますので軌道修正していきましょう。

弁護士は、法律の専門家であるということをしっかりと理解して、弁護士選びを失敗しない心構えもここでは考えていきたいと思います。

モラハラ加害者から被害者にすり替わった夫

この記事を読んで下さっているモラハラ被害者の方は、既に経験済みかもしれません。

加害者であるにも関わらず、被害者にすり変わってしまうというモラハラな人に見られる不可解な現象について。

まさに我が家でもこのような現象を発動させた夫により、私が加害者設定での離婚紛争が幕を上げました。

あり得ない展開にガクブルするしかありませんが、なんとも恐ろしいこれらのすり替え現象は彼らの嫌がらせでも何でもないと知って下さい。

投影同一視という名前がついている正式な人格の病なんです。

投影同一視についてビックリするほど詳しく解説されている葛藤ナマモノさんの記事を是非読んでみて下さい。

この現象に名前があったんだと皆様も驚かれることでしょう。

モラハラ被害者は「投影同一視」を知っておいた方がいい!~葛藤ナマモノ

 

このモラハラすり替え現象には、随分と精神的なダメージを被ってしまった私です。

夫の人格の不具合は、これほどまでに重度であったのだと改めて理解し、自分で何とか出来ると勘違いしていた自分の浅はかさを呪うことになります。

 

まず私が、弁護士を立ててから最初のアプローチは、夫への内容証明を送付することでした。

「協議をしませんか?」というもの。

するとビックリした夫も、すぐに弁護士を雇い宣戦布告をしてくる流れへなりました。

 

既にその時点で、私からのモラハラ被害による慰謝料請求をするという内容通知が届くことになります。

私が加害者?

そもそも家族への人格否定、声を荒げての威嚇、そんな日常を創り上げた張本人はあっち。

被害者は紛れもなく私の方なのに。

相手がそう来るならば、もちろん私としても言い分は山ほどあります。

ですが、有能な弁護士との出会いにより、冷静に自分の進むべき道が理解でき始めた私は、そんな馬鹿げた流れに乗ることは二度とありません。

繰り返しになりますが、相手は正常ではありません。

私こそがモラハラ被害者である!とわざわざ立ち向かったところでどうなるのでしょう?

人格の不具合を起こした相手に”言った言ってない”の水掛論をしたところで?

そんなステージに降り立っても、今まで二人で散々やって来た協議となぁんにも変わらないのです。

せっかく第三者を挟む段階まで来ることができたのに、再び異常者が立っている位置にわざわざ歩み寄る必要はありません。

 

まだ一人でモラモラとドヤッている夫に「アイツあほや…」と冷めた目で見ることが出来るようになりました。

そんな考えに行きつくことが出来たのも、冷静な判断が出来るところまで私を導いてくれた弁護士さんの敏腕ぶりなのだと言えます。

モラハラ専門弁護士とは?

モラハラ専門の弁護士を知りませんか?という声はよく聞こえてきます。

モラハラ専門を謳っている法律事務所やモラハラ案件に強いと名の知れた弁護士情報は、検索すればリアルにヒットします。

実際にそのような「モラハラ専門弁護士に会ってきました」という話も、SNSでは耳にするのですが、そのエピソードの中でも私が興味深いと思うのがモラハラ事案に強いなんて嘘だったという怒り交じりのご意見。

なぜ嘘だと思ったのか?が何よりも気になるところ。

そこに耳を傾けるとこんな理由が目立ちます。

慰謝料なんて取れないと言われた

 

憎いモラハラパートナーから何が何でも慰謝料を巻き上げてやる!という想いは私も抱いたことはあります。

これまで苦しめられてきた日々の代償として金銭的ダメージを与えてやりたい。

それはもちろん正常な感覚でしょう。

 

しかし皆様はモラハラで慰謝料を取れると思われますか?

端的に言うとモラハラ”のみ”での慰謝料はとれません。

 

モラハラでも慰謝料を取れるという噂も確かに聞きますが、それは嘘です。

相談に行って、慰謝料を取れないと結論付けられたからと言ってエセ弁護士と感じたのでしたら残念です。

真実をあなたに教えてくれる、素晴らしい弁護士さんとの出会いを棒に振ってしまいましたね。

万が一「慰謝料は取れるから頑張りましょう!」なんて言ってしまう弁護士がいたとするならば、それこそ完全に金儲け主義のエセかもしれません。

 

例えば私も、今の弁護士さんとのファーストコンタクトの時点では非常に混乱状態でした。

訳のわからない発言も多々あっただろうと振り返り恥ずかしくなる程に。

何が何でも相手に制裁を与えたいなんて思想も持っていたし、口にも出していたと思います。

しかし彼は、私のお気持ちの寄り添いヨシヨシするのではなく、至って冷静に私の間違いを切り捨て、正しい方向を示してくれました。

「あ、離婚が目的なんだからそれだけを考えればいいんだ」と、私は一気に目が覚めたのです。

既に初回の相談で「わざわざモラハラ事案にする必要はないんだ」と、私は思考をシフトチェンジすることが出来ました。

頭の悪い私をここまで冷静に軌道修正させてくれたこの弁護士さんは、評判通りの相当な敏腕弁護士でありました。

そして私が選んだこの方は、モラハラ専門弁護士ではないということを予めお伝えしておきます。

 

これから弁護士探しをするという方は良く聞いて下さい。

あなたの言い分に寄り添い、よしよし大丈夫~というケア込み込みの弁護士が本当に必要なのか?という点。

法律の素人である私達の道しるべになってくれる弁護士は、心理カウンセラーではありません。

愚痴吐きに付き合ってくれるお兄さんお姉さんでもありません。

法の専門家であるのだということをこちら側がキチンと分別をして挑まねばなりません。

あなたが思ってもいなかった返答をされたから格の低い弁護士との浅はかな結論付けはやめましょう。

正しい判断目を持ち、冷静に法の道案内をしてくれる弁護士こそが良い弁護士なんだと思います。

格の高い弁護士はそう簡単には心を乱しませんし、適当なことも言いません。

非常に冷徹に見えてしまうかもしれませんが、ちゃんと仕事をしているだけです。

あなたの苦しみには寄り添ってくれないかもしれませんが、その穴埋めはメンタルクリニックにでもお願いしましょう。

モラハラで慰謝料は取れない

モラハラ事案で争う場合、よく証拠として録音があれば良いなどの話を聞いたりします。

確かに録音があれば使える場面はあると思います。

例えばDVシェルターなどへの避難、警察などでの接近禁止命令や裁判所で保護命令など、様々な保護を公的機関に求める時、録音のような証拠があればそれが基準になり動いて貰えると聞きます。

また、離婚事由の証明として認められるかもしれません。

証拠はそのような使い道がありますので、あるに越したことはないのです。

 

ですが、モラハラの慰謝料をそれで取れたという話を私は聞いたことがありませんね。

慰謝料との結び付けは、また別の次元の問題になってくるのだと感じています。

裁判でそのような録音を証拠として提出したとしても「なぜそんな危険な時に録音する余裕なんてあったんだ?」「そんな暇があるならば子供を守るべきではなかったのか?」なんて揚げ足を取られるかもしれません。

裁判まで行くと揚げ足取りが争いの手法として盛り込まれるそうなので、相当な覚悟が裁判には必要になって来るでしょう。

ただ相手の不貞や激しい身体的DVがあれば、多少の慰謝料や解決金は手に出来る可能性は出てきます。

しかし裁判費用の方が遥かに上回ったという話もわりと耳にしますので、出来ればあまり裁判はお勧めできません。

欲などは出さず、モラハラで慰謝料を取りたいという信念は捨て去り、離婚できればそれでいいという挑み方が賢明だと思います。

悔しいですが、相手が正常な人格を持ち合わせていないならば、そうせざる負えません。

是非そうしてください!

 

いや、私には財力はある、ただ相手を叩き潰したいだけ!のような強い信念で裁判を進めたいならば仕方ないです。

もう誰もあなたを止めません。

だけど、あなたは もはや、モラハラ加害者側の思想かもしれませんね、という私の見解を念の為お伝えしておきます。

モラハラ加害者設定になった離婚紛争の挑み方

弁護士を挟んでの協議が始まりましたが、どうも相手の言い分から、諸々と難航しそうだったこともあり、私はこのような作戦に移りました。

しばらく放置プレイ

 

なぜ放置?と周囲から聞かれましたが、それは夫側に離婚調停の申し立てをさせる為です。

離婚をゴネる相手方だった場合、こちらから申立てをするとリスクがあるからです。

 

リスクとは…

調停で相手に「離婚したくない」と言われてしまうと…

不成立になる

 

その予防策として、相手方に申し立てをさせることがモラハラ離婚のテクニックになります。

 

恐らく、わざわざ申し立てた側が離婚にゴネることは無いでしょぅ。

スムーズに離婚へ駒を進める為の戦法として、私は放置を決めこんだのです。

 

それまではテンポよく弁護士間のやり取りを交わしていたにも関わらず、こちらから音沙汰がなくなり、しびれを切らした相手方は遂にやってくれました。

調停の申し立てをしますとの一報が…

一か月程の放置で見事、私の手中に落ちたのです。

バカだね~

念のためお伝えしておきますが、夫は私達に生活費は変わらず振り込んでくれましたので、すぐに放置という作戦を決行しました。

万が一、相手方が生活費をくれなかった場合は、ただの放置ではなく婚姻費用分担請求調停を申し立てて下さいね。(相手方の方が所得が多い場合)

そこから放置すればOKです。

 

そして夫側は、協議の段階と同じく、親権主張や慰謝料請求を前提とした諸々の条件を譲るつもりがないというスタンスで調停に挑んできました。

加えて、私からのモラハラ被害という点を大きくアピールしたスタートを切ったのです。

 

協議離婚をする為に、私が作成して夫と共有してきた資料があちらの証拠として提出されていることへの感想はもちろん「はぁ?」な感じですし、そんなことをして何になるんだろう?という想いです。

しかし衝撃なのは私の弁護士さん曰く、それは全然アリだということ。

自分は普通に生活していたのに妻がいきなりこんな虚言を言い出したと、相手が主張するならば加害証拠として使えるだろうということなんです。

証拠もくそも、私が受けてきたモラハラ行為の全容を記録しているような資料であり、そもそもイザとなったら私の証拠にしようとしていたモノだったのに…

なんとも腑に落ちませんが、それがきっかけで私がリアルに加害者設定になったんですから諦めます。

それは私の被害証拠だ!と主張したいならばその裏付けが必要になってしまいます。

そんなの面倒くさいですね。どうでもいいです。

元はと言えばここまでの重度の人格異常者を自分の力で何とか出来ると勘違いしていた私のおごりが原因なんですから。

全て自分の甘さのせいです、本当に私が裁きを受ける必要があるならば受けようと思います。

無知だった私に、神が制裁を与えるのでしたら良いのではないでしょうか?

それでやっとあの異常者から逃れられるんですから本望であります。

子供を守るという私の目的の為に進むだけであり、今までもずっと子供を守るために私はモラハラ夫に挑んできました。

 

このままブレずに進み、真実を述べるだけ。

あとは調停員や裁判官の判断にゆだねようと思います。

 

何よりも私が人間として重要だと思うのは、自分が悪かった部分があるのならば謝ればいいと思うんですよ。

いや、私は自分が加害者なんて思っていませんよ。

しかし相手が「傷ついた」と怒っているんだったら、「ゴメンね」と言っておけばいいのでは?

てか、私は今までもずっとそうやって生きてきました。

それでも彼ら人格の不具合を起こしている人は納得しないんですよね、こちらが謝ろうが何を言おうが、なぜか全て攻撃されたと解釈するんです。

会話が成立しないカラクリは、彼らの被害妄想など諸々の人格異常が大きく関わるので、もう改善のしようもありません。

私は今までも相手が怒っていたら謝罪しましたし、これからも怒っているならば謝罪しますよ。

 

「嫌だ、自分は何が何でも謝らない」という考えの方もいるでしょう。

それもわからんでもないですが、それは もはや”加害者側の思想である”というのが私の意見です。(繰り返しますが)

そのようなスタンスで挑んだ調停の様子も今後、共有していきます。

To be continued💛

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