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調停に代わる審判が発令
私がモラハラ加害者設定の離婚調停の真っ只中。
親権と面会交流について折り合いがつかず行き詰まっておりますが、その5回目の調停にて私はこんな制度を知ることになりましたよ。
『調停に代わる審判』というもの。
コレけっこう珍しいものみたいなんですが、調停中に裁判官から下される、わりと強制力のある命令らしいです。
実はこの制度が私の調停にて発令されるらしく、家裁で頂いた説明文には以下のようなことが記されていました。
調停について合意しない場合、家庭裁判所が、当事者全員(申立人と相手方)の意向を考慮し、調停の経過その他一切の事情を考慮した上、調停委員の意見を聴いた上、職権で、事件の解決の為に必要な審判をする制度です(家事事件手続法284条)
通常の審判手続きや訴訟手続きより、簡易、迅速に紛争を解決することが出来ます。
*実質的には合意できているが、遠方に居住して調停に出席できないなどにより合意が成立しない場合にも利用することが出来ます。
日頃からよく見受けられる審判とは少し違うものです。
もっと知りたい方は、分かりやすい記事がありましたのでコチラもオススメ⇒法律相談センター
私の弁護士さんも初の経験だという事で、とても驚かれていましたよ。
そして個人的に懇意にさせて頂いている某大学法学部の教授は調停に代わる審判とはこういう時に出るんだよ!と教えてくれました。
↓
『裁判官がブチギレた時』
たとえば片方があまりにも不誠実、且つ代理人も無能だなぁ( º言º)は?と判断された場合などに使われることが多いとか。(あくまでもこの方の見解かもなので参考程度に)💦
⚠私の弁護士さんは超優秀です。
なるほど …
実はこの調停に代わる審判の説明があった際、双方代理人のみが裁判官に呼び出されていました。
⚠️基本、調停では裁判官は表には出てきません。
そこで繰り広げられていた内容を聞くと、実にそのまんまの解釈もできます。
ブチギレ説があながち間違いでないならば、裁判官の逆鱗に触れたのは、
加害者設定の私ではなく、
夫の方だと思います。
裁判官が下すことにした命令内容とは、軽く共有するとこのようなものでした。
『まずは親権者を母親と決定する』を前提とし、諸々と私にとって好都合な展開だったのです。
そして裁判官は断言したそうです。
この決定は裁判に進んでも変わらない。
すげぇーーー。\(ᯅ̈ )/
母親側としては有り難きご判断!
そして難色を示す相手弁護士さんが、裁判官に詰め寄られていたみたいですよ。
『裁判をしても無意味だと、ちゃんと本人を説得して』と。
何という事でしょう…わたくしが完全勝訴という意味です《*゚ω゚*》プルプル
で、今回ほんとうに裁判官がブチギレたんだとするならば、理由に思い当たる節はあるような気もします。
前回の記事でも共有しましたが、私たちは試行的面会交流を実施しました。
その後の流れ、夫側が起こしたアクションが鍵になっている気がします。
実は試行面接を終え、それらを前提として作成された調査官報告書には、はっきりと、娘が父親との面会交流を拒んでいる。大きな不安を抱えている。などの問題点が記されていたのが特徴的でした。
そして「母親が親権者となるべき」と結論づけられていたのです。
これに対して親権を執拗に欲しているエリートモラ戦士の夫は不服であることを書面で提出してきたのですが、なんとも呆れる内容が盛り込まれていました。端的に言うと以下のようなもの。
・調査官調査への問題点
・母親の対応の問題点
これまで丁寧、慎重に進められてきた調査官による調査に意義を申し立てるなんて言語道断だなと私は感じます。
我が子の為に様々なことを危惧して段取りされた調査の全てに感謝しかありません。
あれに文句を言っちゃうのね!という衝撃!
そうです。
結局は人のせい!
はいはい、知ってます。
このループがお決りなので長年の夫婦間の話し合いが成立しなかったんです。
モラあるある発動ですな。
ここで今までの調停の流れを振り返ってみますね。
私を含め、調停委員、調査官ともに、子供の為にはどうするのが良いのか?という話し合いを慎重に進めてまいりました。
裁判所の掲げるテーマは、やはり子の利益であるが為に、そもそもが私の考えと一致している感じですね。
しかし夫側からするとテーマがズレていたようです。
というのも、あちらは常に俺の話しかしないわけですよ。
いわゆる己の権利の主張ですね。
and、妻の悪口もマメに織り込み、皆を論点とは関係のない世界へ引きずり込む戦法。
そのお陰で、調停にて皆で話を進めても進めても…振り出しに戻る!の繰り返しだった気がします。
そして突然の婚姻費減額請求まで言い出しましたね。
ほんでもって、面会交流にて利用すべきだねと意見が一致していた第三者機関の費用は、「何で俺も出さねばならない?」ときた。
出た出た!
金は払いたくない!というやつですわ。
素晴らしい。モラ~!!まさしくモラです。
権利の主張はするが義務は果たしたくないという、まさに「お察し~」な流れ。
はいはい。奴はそういう人間です。
知っとる。
第三者が関わって下さるとは尊いですね。
家庭内ではそれが白とされてきましたが、他者が関わるとそうはいきません。
裁判官様も「コイツ、何言ってんだ?」となるでしょう。
きっとそう、調停に代わる審判が発令されるのは、このような経緯から行きついた結論ではないでしょうか?しらんけど。
続けて私の妄想から以下勝手に見解を述べます。
私がモラハラ加害者設定で始まった調停でしたが、裁判官は察してくれていたんですね。
私は、相手の積み上げる自分への悪口虚言ストーリーには反応せず、目的だけのために粛々と進めてきました。
その態勢は間違っていなかったことが証明された瞬間ではないでしょうか?
やはり当サイトでは何度も申し上げておりますが、モラと同じステージに立ったら人間終わりのスローガンで挑むことは正解でございます。
私は相手の悪口なんて一切、言っていません。
皆様も心がけて下さい。
裁判所は相手の悪口を連ねる場所ではないと思います。
目的達成のために第三者が間に入って下さる場所との認識だけでOKかと。
それぞれに目的は違いますが、私の場合は、会話が成立しない夫と離婚をするために、皆さんに関わって頂いています。
尊いですね。
感謝しております。
そして夫側は親権を諦めることをはじめとする、諸々の条件に折り合いをつけることを次回期日までの宿題とされました。
調停に代わる審判が発令されても、夫の意思が変わらなければ、不成立となり裁判へゴー。
繰り返しになりますが、裁判官様は断言しました。
この決定は裁判になっても変わらない
はい。裁判になっても負けると断言された訳ですから、一般的にはさすがに折り合いをつけるのです。
しかしうちのモラ様をナメてはいけない。
それでも裁判に進むのかもしれません。
理解不能な執着で周囲を混乱に巻き込むのはモラハラ戦士の生態であり、中でも彼は天才モラです!
会話が成立しないという恐怖を、関わって下さる皆様に引き続き盛大に披露することになるやもしれませんね。
モラは自己紹介がお得意💛
てか、余談ですが、前回期日の家裁からの帰り道かと思われる頃に夫がツイートしていた内容に吹き出しました。
夫 「アイツら会話が成立しねぇ、笑うしかねぇ」
( ・Д・)ハァ?
(゚Д゚≡゚Д゚)エッ?
お前がな!
モラ生態のお決まり、"相手が悪い"との結論づけでコンプリート!が出ましたので、今後も何か事件がありそうです。
To be continued💛
調停に代わる審判について以下、補足しております。
調停に代わる審判概要
調停に代わる審判の内容に不服がある場合は?
当事者は、調停に代わる審判の「審判所正本」の送達を受けてから、2週間以内に書面によって「異議申し立て」をすることができます。当事者のうち一人でも違法な意義の申し立てをした場合、当該調停に代わる審判は効力を失います。
*この場合、家事事件手続法別表第2の審判事項(婚姻費、養育費、遺産分割など)についての手続きは、通常の「審判手続きに移行します」
調停に代わる審判の効力は?
所定の期間内に違法な異議申し立てがなかった場合、調停に代わる審判は「確定」し、審判ないし判決と同一の効力をもちます。
調停に代わる審判に服する旨の共同申出
当事者全員が、予め調停に代わる審判に応じる旨を共同で申し出た場合(共同申出)には異議申し出が出来なくなり、全当事者に審判正本が送達された時に、当該調停に代わる審判は「確定」します。
ただし、離婚、離縁についての調停では、共同申出はできません。
なお、共同申出は、当事者各自がそれぞれ個別の書面に署名押印して提出することも出来ます。また、調停に代わる審判書正本が送達された後は、共同申出を撤回することができません。
意義申立権の放棄
調停に代わる審判書正本が送達されてから、2週間以内に、当事者全員が異議申立権を放棄した場合、その時点で、調停に代わる審判は確定します。