モラハラ離婚@離婚協議の進め方
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離婚協議での会話が噛み合わない恐怖のループ

 

私は会話の成立しないモラハラ夫との離婚に向けて日々奮闘しています。

 

既に離婚の意思を伝えて数年が経ちますが、やはり会話が困難な相手との協議は思うように進むわけがありません。

ざっくりと説明すると下記のようなやり取りが私たちの離婚協議です。

 

離婚の話を始めるとハマってしまう恐怖のループ
夫→離婚理由がわからん
私→あなたのモラハラ行為が理由
夫→それはお前の頭がおかしいからやん
私→ならば頭のおかしい女はポイしましょうね
夫→俺が嫌われる理由がわからん
私→あなたのモラハラ行為が原因
夫→それはお前の頭がおかしいからやん
エンドレス・・・・・・

 

信じられませんが、リアルにこんなやり取りが数年続いています。

もはや離婚協議ではなく離婚競技の域です、マジ冗談抜きで。

 

いえ、しかし私はどうしても離婚したい!

それは子供と自分の豊かな未来の為にです。

私も子供達も幸せになる為に生まれてきたのですから。

これ以上、あんなオッサンに怒鳴られて罵られて生きていくわけにはいきません。

 

ここでは、会話が成立しない夫との離婚協議の奮闘劇を紹介していきますが、今の時点では残念ながらまだ離婚は成立しておりません。

会話の噛み合わない夫との離婚に向けて、私が試してきた様々な方法は失敗に終わりました。

挙句の果てにはモラハラ夫の方が、私からモラハラ被害を受けたと逆主張するまでにこじれております。

夫から受けてきたモラハラに対する防御策として考え、挑んできたことが私を加害者としてしまったのです。

なぜこんな方向へ向かってしまったのか?何が間違っていたのかを知ることは、当事者である私にも時間はかかるでしょう。

 

私と同じく会話の成り立たないパートナーとの離婚協議を進めたいと考えている方には、個々に考えて欲しいと思っています。

失敗しない為の心構えや、スムーズに進めるような策など、私たちの経緯から何らかのヒントを得て頂ければ幸いです。

 

特徴的なのは、私の場合は身内、友人は誰も頼らず一人で解決しようと奮闘したことです。

浮世離れしているモラハラの理解を周囲に得ることの大変さや、周囲へ及ぶ迷惑を鑑みると、味方を増やすという選択が出来なかったのです。

それを怠ったのも、ここまで夫との関係性がこじれまくった原因なのかもしれませんね。

 

やはり頼れる者がいた方が、より早く解決に近づけるかもしれません。

役には立たないとは思いますが、私の失敗経験から、よりスムーズな策を生み出すための参考になれば良いなぁと願っています。

 

モラハラ夫との会話は諦めて文章での離婚協議

 

冒頭でも申しました通り、我が家は離婚協議には失敗してしまいました。

ここでは私が試してきた試行錯誤を聞い下さい。

会話の噛み合わない夫との離婚協議において、何年も恐怖のモラループから抜け出せずにいる状況下で到達した私の策を紹介します。

 

まずはある気づきがきっかけでした。

特性と寄り添わなければ無理なのだ、ということ。

モラハラ加害者には発達障害の傾向が見られるという可能性を耳にします。

そんな噂の信憑性はわかりません。

しかしうちの夫には十分にその特性がありました。

 

会話でのコミュニケーションが困難ならばどうすれば良いのか?

夫へ言葉で伝えても確実に「嫌われる理由がわからない」となってしまうのですから。

とにかくその部分を何とかしなければ会話が前へ進みません。

 

そこでわたしはメールで意思を伝える方法を閃きました。

 

会話が無理ならば文章で私の想いを伝えれば良い。

それならば確実に伝わるであろうと、この時の私は固く信じていたのです。

 

さっそくメールで離婚したい旨を伝える日々が始まりました。

ただの悪口にならないようにテーマはきちんと決めてのスタートです。

 

メールでの離婚協議のテーマ
・あなたを嫌いになった理由

・離婚したい理由

・将来の為に発達外来を受診した方が良いと思う理由

 

汚い言葉などは使わずに、淡々とテーマを覆すことなく伝え続けたのです。

当然これはDVへ発展しないことがわかっているからこその方向性です。

もし身体的な暴力へ発展する可能性のあるパートナーならば、有効ではない方法になりますね。

そんな相手との協議ならば、別の方法を模索するしかないわけです。

 

 

このような経緯で始めたメール作戦ですが、結論から申し上げると失敗に終わりました。

 

驚きなのが、私は一年間もそれを続けることになりました。

毎日です。

 

まさか、ここまで継続するものだと思ってもみなかったのですが、気が付けばそのような結果になっていました。

なぜ、そこまで長引いたのかの理由を口にするのもショックであり動悸も収まらなくなりますがお伝えします。

なんと

文字で伝えても夫は理解できなかったのです。

 

恐ろしいですね。

彼の特性を侮っておりました。

 

どれだけメールで伝えても、モラハラ行為は一向に改善されない、何も変化がない。

そんな日々にモヤモヤしながら継続していると…結果、一年も時間が流れていたわけです。

 

そして夫は、私からのメールをモラハラ行為と逆に主張するようになりました。

 

後に、弁護士を介しての協議に移っていくわけですが、弁護士さんの見解でも衝撃的なことを言われてしまいました。

相手がこれは精神的虐待だと主張するならばそうなってしまうかもしれないということなんです。

私が今までどんなに苦しんできたか?なんて関係ないということ。

『自分は普通に生活していたのに、妻が突如こんなメールを送りつけてきたんだ』と夫が主張すれば、法廷ではそれが通るかもしれないと言われてしまいました。

 

これは絶望しかありませんでした。

 

では、私はどうやって会話が成り立たない夫との離婚協議を進めればよかったのでしょうか?

子供や私の家族に危害が加えられないようにと自分で処理していたことは、世間的には間違いだった?

私は加害者と言われてしまうことを本当にしたのか?

 

私にはわからないことだらけなんです。

何が間違っていたのでしょうか?

しかし、このような危機に追い込まれたんですから何かが間違っていたのでしょう。

 

現在の状況と致しましては、まだ調停へ向けて準備中ではありますので、この結果はどうなるのでしょう?という段階です。

ですが、このような経緯を経てわかったことがあります。

 

文字で伝えてもモラハラ夫には理解できないということ

 

そのような衝撃的な事実が明るみになり、やはり夫の発達特性は私が思ってた以上に深刻であったということ。

いえ、ここに来てわかったことはもう一つあって、夫の特性が発達障害だけであったならばこの時点で解決していたかもしれないということ。

本来ならば、発達障害者は話し合いを経て自身の特性に気づくことが出来ます。

抑制すること、改善に近づけることは可能なんです。

それどころか、夫の場合はモラハラ行為が激しさを増していきました。

これは発達の問題だけではなく、彼の中では重度の人格障害が割合いを占めるのだと理解することが出来たのです。

 

文字カードを使っての離婚協議

 

早速ですが、私が作成した文字カードをお見せします。

 

 

 

Wordで作成したのちプリントアウトした紙を100均で入手したシールタイプのラミネートを貼り付けたものです。

何の為にこんな物を用意したかわかりますか?

 

夫との離婚協議をスムーズに進めるための策として私が絞り出した案であります。

 

会話でのコミュニケーション皆無、メール文章でのアプローチも皆無

そうなれば視覚と聴覚を刺激しながらのコミュニケーションが有効なのではなかろうか?

これは療育の現場でも用いられている方法でもあります。

とんでもないことをするように思えるかもしれませんが、離婚する為に挑んできた今までの方法は有効ではなかったんです。

やはり私の方が、夫の特性に寄り添っていくしかないのです。

 

そして用意しておいたノートに、会話カードを張りつけながらの離婚協議がスタートしました。

ほんの一部ではありますが参考までにシェアしますね。

 

もちろん普段どおり、夫からは不必要な発言もポロポロ出てはきますが、ノートに注目して下さいと促しをしながら進めていくと変化がありました。

夫はふてぶてしい顔を見せながらも、ノートを集中して目で追ってくれるようになったのです。

 

途中、しびれを切らし休憩などを挟みましたが、80分にも及ぶ私たちの離婚協議は私の計画通りに進めることが出来たと思います。

 

そして何度も申し上げますが、今の時点でも私達の離婚は成立していません。

やはり結論としては失敗に終わった訳です。

 

けれども、これだけは断言できます。

この方法自体は有効です。

 

今までのように、言葉だけ、文字だけ、では理解が及ばなかった夫のステージが、明らかに上がったと確信できました。

文字カードを用いての協議内容をまとめた離婚協議書を最後に私は夫へ手渡しました。

すると夫は目を通し言いました。

「この内容で納得できそう」

 

本当は今、この時点で離婚届にサインをして貰い役所へ走るというのが私の立てた計画の全容なのですが、それは無理でした。

母親に意見を仰ぐというステップを踏まねばならないのも、夫の特徴の一つであるからです。

「数日待って」という夫の意見を仕方なく尊重することになりました。

 

手ごたえはしっかりと感じた

もしかしたらイケるかもしれないという期待を持ち、私は夫の返事を待つことになったのです。

モラハラあるある 記憶消去と記憶改ざん

 

8日後

実家に姿をくらましていた夫は、何事もなかったかのように帰宅しました。

 

そして家族との時間を過ごしながら、不意に先日の離婚協議の話題を振ってきたのです。

その夫の口から衝撃の言葉が飛び出しました。

 

夫「あの協議内容は受けられない、調停でも裁判でも何でもしてくれ」

 

なんと

私なりに十分に歩み寄った協議内容が、気に入らないというのだから。

思いどおりの返答を聞けなかった私は、とうぜん理由を求めました。

が、良くわからない返答だった為に「お金が欲しいの?」と尋ねると、答えはNo。

 

「お金なんて一円も要らんわ」と夫。

じゃあなぜ?なに?

なんで離婚したくないくせに私に暴言吐くの?

苦しめるの?家族を大事にしないの?

私はしきりに問いただしましたが、返答は良くわからないものしかありませんでした。

 

そして本件が決着つくまでの間も、自分は変わらずこの家に居座ると夫は断言したのです。

 

絶望しかない。

やはり人格の歪んでいる者との話し合いは容易ではない。

 

恐れていたことが起きたのです。

協議の際、すぐに離婚届を作成し提出、の流れに持って行かなければならなかった

時間を置くことにより、人格の歪みがある人間のお決りの技が発動したのです。

記憶消去の術と、私達はSNS上でモラハラ加害者を揶揄することもあるアレがおきたわけですよ。

 

協議の際に納得しかけていた記憶は消去、そしてあの一連の流れは自分が虐められた時間であった!と、記憶を改ざんしてしまったのです。

これはモラハラな人にはよく見られる特徴であることは有名な話。

 

スピード感

それが今回は必要不可欠だったのです。

最終章であると信じていた、私が精魂込めて挑んだ離婚協議は一人で進めるべきではなかったのかもしれない。

そう感じました。

誰かの立ち合いがあったらならば、また違った展開だったのかもしれないという後悔が押し寄せました。

私ごときが一人で背負える領域は、既に超えてしまっていたのかもしれません。

モラハラ加害者の目的は相手を困らせたいだけ

 

そして夫が離婚をゴネる理由ですが、もちろんお金目的でもあると思います。

彼は、金銭面ではかなり私達に頼って生きてきたからです。

離婚されるならば最後も絞れるだけ絞りとってやろうという考えなのでしょう。

 

並びに、自己愛が強いモラハラ加害者は相手を困らせる、傷つけることを生きる活力とする特徴があります。

ただゴネたいだけ。

ただゴネたいだけという理解不能心理も発動する輩なのです。

 

唯一の収穫としては、一連の離婚協議からわかったことがあります。

・世の中には絶対に話し合ってはいけない人がいる。

・世の中には出来る限り関わらない方が良い人がいる。

・世の中には人を傷つける事なんて何とも思わない人がいる。

そのような人達がいるという現実をしっかりと胸に刻み込み、迷惑行為を上手く回避する術を模索し、共存するしかないのだということを私は理解しました。
これだけの月日と労力を使いきり、私はようやく、ようやくそのことに気づいたのです。
私は、自分が立つべきステージを完全に履き違えていた
失敗の理由は、恐らくその辺りにありそうです。
この記事に目を通して下さった方が、これからモラハラな人との離婚に挑むならば、私の失敗から気付いて欲しいと思います。
私が間違えてしまった、立つべきステージを正確に見極めて欲しいのです。
リアルな流れとして、夫は調停でも私から精神的虐待を受けたと挑んできます。
しかし、今の時点での私の意向はこうです。
別にそれで構わない
私が頑張ってきたのは、自分と家族を守る為でした。
それが達成できれば良いのです。
どちらが悪い、悪くない、などの立証は不要なのかもしれません。
恥ずかしい生き方、隠さなければならない選択をしてきたつもりもありません。
私の目的は一つ、子供を何が何でも守りたいのです。
調停というステージまで、私はようやくたどり着けました。
もうすぐ離婚が出来ます。
目的が達成されるのです。
私が加害者で構わない
法廷で関わる人たちが、私のことを加害者であると決定づけるのならばそれでも良いのかもしれない。
それでヤヤコシイ夫と縁が切れるんだと考えただけでも、このワクワク感

To be continued💛

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